今までのわたしはなんだったのでしょう

旦那様、旦那様。
あなたが上司でいてくれるだけでも嬉しいのに
お墓に入るまで一緒にいさせてくださいなんて言葉をいただけるなんて夢にも思いませんでした。
8個も年齢が上で、いつも子ども扱いを受けていましたね。
正直、悔しくてたまりませんでした。
しかし、はじめの辺りはわたしは他の方とお付き合いをしていました。
しかし、その時も含め以前からそうだったのですが、相手には失礼ながら、この人はいつかいなくなってしまうから本気でいない方がいい、と自分の中で本気になれないでいました。本気じゃないから、他の友人との遊びを優先したり、男友達と二人で遊びになんて行ったりしていました。
高校生の時、最愛の人を交通事故で亡くしてからずっとそうでした。
その時の最愛の人も、偶然にもあなたと同じイニシャルで、8個上の人でした。
初めて出会って、上司としてよくしてくださって、店舗異動の際に連れて行きたい部下としてわたしを指名してくださって、そのうち親しくさせていただいて、よく二人で飲みに行くようになって、イニシャルや歳の差からその人を重ねて見ていたように思います。
それから、あの人と同じあだ名で呼ぶようになったときの、「君がツラくないならその呼び方でいいけれど、しんどくなったなら、違う呼び方にしな」という言葉に、計り知れない愛情を感じました。
「その人には失礼かもしれないけど、俺は先にいなくなったりしないよ」
「君がいなくなった次の日に後を追うから」
「こんなこと言ってるけど、まだ付き合ってすらないんだよね、俺たち」
「お互い言わないようにしてたかもね」
「俺と結婚してください。あ、間違えた、付き合ってください」
「結婚したら、俺ら同じイニシャルになるね」
「お墓に入るまで一緒にいさせてください」
ニコニコしながら言っているあなたを見て、もう、愛おしさしかなかったです。
あなたに出会えてからわたしはとてもいい方向に変われています。
もう23にもなると、性格は変えられないものだと思い込んでいました。
好きな人のためならば、変われるということを、身を持って体験しています。
あなたがいないとわたしはダメになりそうです。
時々甘えん坊になるところも、大好きです。
どうかどうか、生涯わたしのそばにいてください。
言葉では語り尽くせないほどのありがとうと、大好きにあふれています。
「おじいちゃんおばあちゃんになっても、仲良しでいられるね、二人ならきっと」
責任、とってくださいね、旦那様!笑

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