2年前のクリスマスイブ。
お互い仕事が忙しくて、イブ会えるかねえ?くらいのノリで、やっぱ食事に行こうか、となったのも数日前。
が、チキンはチキンでも、焼き鳥が食べたい、という彼の強い意向で、焼鳥屋。
すごく美味しかったけど、まあ、ロマンチックな要素はゼロ。一応少しおしゃれしていった私、完全に浮いてた。笑
表参道が近かったのだけど、その日、彼は何故かノートPC二つ持ってて荷物が重い、というので、
二軒目にもいかず、イルミネーションもほとんど見ずにとっとと私の家へ。
仕事で疲れてるのか、なんだか無口で。
(今思えば緊張してたのかな)
テレビ見て、お風呂入って、明日もお互い仕事だし、もう寝ましょ〜と、いつもと変わらない平和な夜。
でも。
私が布団に入ったところで、なんとプロポーズされたのです。
晴天の霹靂。
思考停止に陥って、言葉が出ない私。
そしたら、彼が電気をつけて、指輪の箱をパカっと。
ハードボイルドを気取っているので、絶対そんなことする人じゃないと思ってたので、
嬉しくて、びっくりして。
後日、うちの実家に挨拶に行った時に、もちろんハードボイルドを貫いていたのだけど、
母親(ロマンチックなことが大好き)が、”プロポーズはどこで、何て言ったの〜?”と彼に質問。
そしたら、気の毒になるくらい顔が真っ赤に!
そっか、彼、頑張ったんだな、って。
そんなに照れるぐらいのことだったんだなって。
後にも先にも、あんなに焦って真っ赤になってる彼を見たことありません。笑
その後も、甘い言葉やロマンチックなシチュエーションは無縁だけれど、
でも、私のことをすごく大切にしてくれてることは毎日、伝わってくる。
彼から旦那さんになって、今年は二人で迎える2回目、そして最後のクリスマス。
来年のクリスマスは家族三人。旦那さんはサンタ役だね。
これからも、特別でなくても小さな思い出を積み重ねていけますように。
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