え、こんな大切にされていいの?って

彼氏と付き合い始めて7カ月、遠距離恋愛とはいえ、そろそろ倦怠期だろうな、と思ってた。
もともと愛情表現豊かな人で、付き合い始めた時もネックレスをくれたし、「好き」とか「愛してる」って言葉の贈り物は欠かしたことのない人。
ほぼ初めての彼氏だった私はすぐに舞い上がって、名前を呼んでもらえるだけで嬉しくて、「きっと今が幸せの絶頂期」って何度思ったか分からない。
ただでさえ私は心を病んでいて、彼に金銭的にも精神的にも苦労を掛けているしこれからも掛けさせると思う。
こんな私と、とは言わないけれど、しなくてもいい迷惑を彼に掛けてしまうなあと思っていた。
なのに7カ月経って、彼はいまだに、むしろどんどん私への優しさを増していっていて、本気で私の幸せを願ってくれているらしい。
だんだん呆れられる、飽きられると思っていたのに、大切にされている、愛されているという感覚は日ごとに増していく。
もしかしたら、彼とのラブラブの絶頂期は今この時なのかもしれない。明日なのかもしれない。
でも、もしかしたら明日より先もさらに増していくのかもしれない。
それは誰にも分からないけれど、何より私が彼の側にずっといたい。
初めてのクリスマス、大したプレゼントは用意できなかったけど、精一杯料理に腕をふるうつもり。
いつも「美味しい」って言ってくれるから作りがいあるけど、それと同じかそれ以上に私の作った料理が好きな人の血肉となる喜び。
いつか倦怠期や辛い時期が来ても、この人となら一緒に乗り越えていきたい。
私も彼を幸せにできますように。

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