おわりはじまり

まだ結婚していないので彼氏の話をします。
3年間苦楽を共にしてきた彼、
いつの間にか少しずつすれ違い
気づけば大きな溝ができていました。
互いに話し合い、距離を置き
次会うときにこれからの話をしようと
決めました。離れて連絡もとらなくなると
気づけば彼のことばかり考えて、
自分がこんなにも彼が好きなこと
彼には感謝してもしつくせないこと
今さら気づいて
もう手遅れだと悲しみにくれていました。
そして、いよいよ会う日。
早く会いたい反面、
これが最後かもと思うと苦しく
どんな顔で会えばいいかも
よく分からずにいました。
待ち合わせ場所に待っていたのは
具合の悪そうな彼。
初めて見たいつもとは真逆の弱々しい彼。
慌てて駆け寄ると「大丈夫」と強がる彼。
明らかに熱もあったので
彼の家に向かいゆっくりしてもらい
看病を済ませ
「また来るから今日は休んで」
と伝え帰ろうとしたそのとき
やっとの力で私の手を握る彼…
「具合悪いって言ったら来なかったろ?
俺はどうしても早く会いたかった。
そばにいてほしい。」
突然の言葉に耳を疑いました。
彼の想いに気づけば涙していました。
「あたしも会いたかったよ。」
そう伝えると彼は私の手を握りしめたまま
優しい笑顔で寝てしまいました。
そして、気づけば私も寝ていました。
次の日、顔色も戻り体調も戻ってきた彼。
お互いに距離を置いた時間を埋めるように感じたことや今の思いをたくさん伝えあいました。
「今日からまたやり直そう。今日を新しいスタートの日にしよう。」
そう言っていつもの笑顔を見せる彼。
この笑顔がずっと好きだったんだと
改めて感じ、自分がドキドキしているのが
すごく分かりました。彼の提案に
うなづくと…
「これ、あげる。新たなスタートの記念。」
袋には小さな箱。それを開けると
2つの大小の指輪が。
高いからと私がいつも遠慮していたけど
ほんとはずっと欲しかった指輪でした。
あふれる涙を優しく拭きとって
私の右手にはめてくれました。
「左手につける予行練習だ」と笑い
互いの夢を叶えて
必ず結婚しようと約束しました。
彼の奥さんになれるように
私も自分の夢のために頑張ります。
彼は私の最高のパートナーです。


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